嫁が少年漫画の主人公なら2回は暗殺されてる
嫁はとても感情豊かで、笑うときは思いっきり笑い、テレビで感動的なシーンになると涙を流すような人である。
そんな嫁と過ごしていたある日、嫁が急に手遊びをし始めた。
嫁「おっにぎり、おっにぎり」
両手の指先を合わせるように手で三角形を作り、それをおにぎりに見立てて軽快に歌いながら遊んでいた。
なんだかよくわからない手遊びをしているなぁと心の中で思いながらしばらく手遊びを見ていたら、急に歌が止まった。
嫁の様子がおかしい。
手で作った三角形から覗き込むようにこちらを見ている。
目があってから気づいた僕はまさしくのろまの称号がふさわしい。
あれは紛れもなく気功砲の構えだった。
嫁が僕を殺す気ならとっくに死んでいただろう。
この日は嫁の気まぐれでなんとか生き延びたのである。
そして気功砲事件から数日、死にかけたことも忘れた頃、またもや命の危機にさらされた。
一緒にお風呂に入っていた時、いつも通りおしゃべりをしていたらまたもや手遊びを始めた嫁。
嫁「わにさん、わにさん」
両手をくの字に曲げた状態で合わせて、ワニの口を模して遊び始めた。
湯船から這い寄るワニのごとくこちらに近づき、僕の手や腕をがぶがぶしてくる。
やめろやめろ~と遊んでいたら、その時はいきなり訪れた。
嫁「ぶしゅっ」
そう言いながらくの字に曲げた両手をつぶすように掌がぴったりくっついていた。
僕「?」
嫁「穿血」
僕「せんけつ?」
嫁「穿血」
死んだ。
速すぎて反応できないとか、そんな次元じゃない。
撃たれたことすら気づけない。
嫁・・・恐ろしい子・・・!
とまあ、僕たちは加茂家ではないので助かった。
呪術廻戦2期おもしろかったな。
雀魂してたら世界滅ぼしかけた
友達と東京から帰りの新幹線に乗っているときに雀魂で4麻をしてたわけだが、ついに確信した。
雀魂にはプレイヤーの思考を読み取り、絶対掴みたくない牌を解析してツモらせる配牌システムを搭載しているに違いない。
あとCPU(簡単)が強すぎて何が簡単なのかわからん。あれか?お前らに勝つくらい簡単ですの簡単か?
CPUがリーチした後の運命はツモるか他のCPUにロンするかのどちらかで決まっている。自分がベタ降りすれば振り込むことはあまりないが、なぜかCPU同士が結託して点数を上げにきてる。
しかもリーチまでが異常に早い。配牌システムに賄賂でも渡してんのか?ってくらい早い。
のび太がしずかちゃんと遭遇したら、ああこのあと「のび太さんのエッチ~」くるなこれと気づけるのと同じくらい早い。
~東1局~
俺「タン(打牌する音)」
CPU1「チー!タン」
CPU2「チー!タン」
CPU1「ポン!タン」
CPU2「ロン!3900!」
俺「……」
~東2局~
CPU「リーチ!」
俺(は?ダブリーかよ……まあさすがにそんな高い役じゃないだろ。適当に字牌で様子見するか。)
CPU「ツモ!ダブリー一発ツモ平和一盃口ドラ2!倍満16000点!」
俺「……」
~東3局~
CPU「リーチ!」
俺(くっ…、河的にはサンピン当たりが怪しいか……?手牌的にも絶妙に噛み合ってないし、ツモったら切るしかねぇ……さっきの理不尽なツモで吸われてるし、親だしな……頼む!!!サンピン来るなサンピン来るなサンピン来るなサンピン来るなサンピン来るなサンピ
サンピン「きたで」
お、おまええええええええええ!!!
あれだけ来るなって念じたろうがヨ!!!なんでこの局面で来るんだヨ!!!念じたのが逆にだめだったのかっ……!いやまて、サンピンは悪くない。悪いのは全て雀魂の配牌システムなのだ。もう腹ぁ括ってスライディング土下座お祈りで切るしかねぇ!
頼む!!!!!!
タン………
……
ドギュドギュドギュドギュドドドドドドドドドボフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!※ロンの音です
終わった。
なんだこのゲーム。
ただCPUに点数あげるだけのゲームじゃねーか。
もうやらんわ……グスン
この手の話を出すと、数々の死線をくぐり抜けた顔面バキバキの猛者たちは「所詮ゲームだし確率ですから?」「よくあることですぞ?(真顔)」「pate氏あったまってる?www」と慰めなのか煽ってるのかわからん返しが来るが、広辞苑の角でシバいたろか?
昔どこかで「麻雀は運9割努力1割」という話を聞いた覚えがある。
麻雀をやる度にこの言葉を心底実感する訳だが、リアルでやる場合はなんかこう……仕方ねーよな!って気持ちになるんだが、この手のゲームはどうも仕組まれてる感がすごい。すごくない???
てゆーか運9割どころか10割にしてくれ。
オニゴーリのムラっけとか、遊戯王のダイス・ポッドとか、スマブラの勇者とか。
あれ?意外と運ゲー多くね???
よし、雀荘行くか。